山本隆幸が「しっかり優勝したいと思います」とV宣言！

海響ドリームナイターのボートレース下関の「住信SBIネット銀行賞」は12日が最終日。11日は準優勝戦が行われた。9Rは井内将太郎がインからあっさり逃げて、優出一番乗りに成功。「一人で回るぶんにはいいような感じです。出足はちょっと重たいのが気になるところ。そこだけですね。もうちょいペラを煮詰めます。伸びは悪くなくていい方だと思う。スタートは夜の方が決めやすい」と機力はまずまず。樋口範政が2着でベスト6入り。「前半は回っていなかったので、後半は回していった。準優の感じは良かった。伸びは普通くらいだけど、やられることはない。ターン回りはしっかりしているし、乗り心地はいい。Sは必死で行っている。少し突っ込まないといけない。優勝戦はこのまま行く。外枠だろうし、無欲でいく」と通算2度目の優勝を目指す。

10Rは1号艇の渡辺真至がも3着で優出に失敗。「夜の時間帯はターン回りが良くない。回転が合っていなくて、回り過ぎ」と肩を落とした。1着は差しを決めた片橋幸貴。ただ、「足は特徴がなくて中堅。いい人にはやられる。正直、1着を取れる足ではないので何か考える。最低でも現状キープで。スタートは分かっていない。特訓でつかみたい」と、威張れる足ではない様だった。2コース差しの大上卓人が2着。「準優は下手でしたね。乗艇姿勢が良くない」と反省していたが、舟足についてはやや上向き。「体感が良くなって、ターン回りはだいぶいいと思う。モンキーができる感じになってきた。1周タイムも出てましたね。直線も悪くないと思う。ここからもう少し合わせられたらいい。松下直也さんのアドバイスのおかげです。4号艇ならチャンスはあると思う」と前向きに話していた。

11Rは予選首位通過の山本隆幸が圧勝。「ペラが合っていませんでした。1等を走っていても余裕はなかった。ずれてましたね。乗りにくかった。ペラを間違えました。それでもバックで差されたかと思ったけど、足は来ている。ゾーンを外れても足は良かった。この状態ではまずいので、ちゃんと合わせていきたい。今節の中ではエンジンは出ている部類。長いこと優勝していないんで、しっかり優勝したいと思います」とV宣言した。

優勝戦の中心は、1号艇をゲットした山本。2022年7月の大村以来、1年2か月ぶり通算50度目のVとなるか、注目が集まる。相手本線は4カドの大上卓人か。

優勝戦の出走表はこちら 下関12R