初日は山本隆幸がただ一人の連勝ゴール

ボートレース下関の海響ドリームナイター「住信SBIネット銀行賞」は9日に開幕した。山本隆幸がただ一人の連勝ゴール。前半は逃げ、後半ドリームは3コースから鮮やかなまくりを決めた。「いいと思います。回転は合ってましたね。タイムも出ていたし、良くなっている」とコメント。初日後半の上がりタイムは1分49秒6で、舟足は上位の一角に入る。

井内将太郎、片橋幸貴、津田裕絵が2連対にまとめた。井内はインからコンマ01のトップスタートを決めるなど好気合。「足的には悪くない。もう少し出足を付けていきたい。乗りづらいことはなかった」と強調した。

津田は9日が誕生日。バースデー勝利を挙げることはできなかったが、2走とも舟券に絡む好走を見せた。「30％を考えたら悪くない。試運転は向井美鈴さんと一緒くらいで、レース足は向井さんの方が良さそう。山下夏鈴さんの伸びがいい」と足は中の上くらいか。

一方、森永隆と大上卓人は舟足イマイチ。森永は前半も後半も部品を換えたが、結果は出ず。「合っていない。整備したけど、良くなっている感じはない。スリット近辺が劣勢。何かする」とがっくり。それでも前半4Rで2着以内なら予選突破の可能性は残す。大上は「ターン回りが合っていないし、乗り心地がピリッとしない。ステバーの点検をする。もう少し合わせたい。直線は庄司孝輔さんに「俺より良くない？」って言われた。出ていくことはないけど悪くない。足は普通はあると思う」と悪くはないが、レース足がしっくり来ていない様だった。