神里琴音は2度目の準優入りで波乱を巻き起こすか！？

海響ドリームナイターのボートレース下関の「住信SBIネット銀行賞」は11日、準優3個レースをメインに3日目を開催する。準優1号艇をゲットしたのは9R井内将太郎、10R渡辺真至、11R山本隆幸の3人。

まず予選を3位でクリアしたのが井内将太郎。初日はインからコンマ01のスタートを決めて逃げている。「足はなんかねって感じです。直線は悪くないけど、ターンでの立ち上がりがいい人にはやられる。ペラでいいところを探したい。起こしがばらつく感じはないので、スタートはそれなりに見えている」とコメント。ここもインから速攻を決めて逃げそうだ。

2号艇に構える藤原碧生が、素晴らしいレースで大暴れしている。前節Fを切ったばかりだが、乗りっぷりはかなりいい。「前半は伸びが良くて、後半はバランスが取れていた。後半のスタートは予想外に早くて、見えてませんね。前節に切ったばかりなので気をつけないと。しっかり練習していく。下関の水面は広くて走りやすい」。4度目の優出なるか。

準優10Rはインから逃げる渡辺と2コースから差す大上卓人のマッチレースになりそうだ。予選を2位でクリアしたのが渡辺。「行き足がないですね。あまり来てません。余裕はない。前回下関の方がいい。ボートかなあ。ペラをします」と行き足に不満そう。ボートは2連対率25％しかない。イン有利に逃げたいところ。2コースから差し逆転を狙うのが大上。「ちょっとずつ良くなっているけど、エンジンの良さを引き出せていない。気になるところがあるので叩いてみる。ゾーンに入れば自信を持ってレースに行けると思う」とさらなる上積みを目指す。

11Rに登場するのが、予選を首位でクリアしたのは山本隆。「今節はペラとギアケースだけ。足はいいです。バランスも取れているし、伸びもやられる感じはない。低調機の今節ではいい部類と思います。あとはスタートに集中していければ」と強調。ここで勝てば優勝戦の1号艇が手に入る。

神里琴音は2度目の準優入りに成功。「ペラをやって回った感じは上向いている。伸びも普通よりはいいと思う。ただ、引き波の中で乗り心地は合っていない。もう少しペラをやる。準優は乗れたら2回目」とうれしそうに話していた。軽量の利もあり、足は男子よりも良さそうだ。

準優のボーダーは6.00で中山将が惜しくも次点だった。