準優1号艇は渡邉優美、大山千広、藤原菜希/浜名湖ヴィーナスシーズ

ボートレース浜名湖で開催中の「ヴィーナスシーズ第10戦 マンスリーBOATRACE杯」は1日、予選が終了。3日目終了時点で得点率トップだった渡邉優美は4日目も1、2着として、オール2連対キープに成功。あっさりと予選トップ通過を確定させた。仕上がりは行き足を中心にまんべんなく上位で、レース向きの足。渡邉が1枠に座る準優12Rは、2枠に長嶋万記、3枠に三浦永理と地元の格上勢がスロー水域を固めたこともあり、本命決着が濃厚とみられる。渡邉は王道Vに向けて、優勝戦1枠ゲットへ一気駆けを狙う。

2位で予選を終えたのは大山千広。4日目前半はピット離れでインを奪い、藤原菜希にまくり差しを許したものの2着。1号艇だった後半は再びインに陣取り、今度は逃げを決めてオール3連対で予選をフィニッシュした。ただ、仕上がりを問われると「行き足から伸びは良くなったけど、やっぱり回ってからの押しがひどい」と課題は解決しきれず。インなら問題なさそうだが、準優11Rは2枠に38号機の冨名腰桃奈、3枠は古賀千晶、4枠には津田裕絵と動きがいいメンバーが並ぶだけに、激戦カードといえそうだ。

最後の1枠は4日目7Rで大山に土をつけた藤原菜がゲット。ただ、こちらも仕上がりに課題を残していることを強調していた。準優10Rは2号艇に絶好のガード役となりそうな中村かなえがいるだけに逃げが基本軸だが、大山にしても藤原菜にしても、優出を見据えれば試行錯誤が続きそうだ。