得点率トップに踊り出たのは快速・渡邉優美！/浜名湖ヴィーナスシリーズ

ボートレース浜名湖で開催中の「ヴィーナスシリーズ第10戦 マンスリーBOATRACE杯」は31日、3日目が行われた。2日目終了時点で得点トップだった中村かなえは5、6号艇と試練の外枠デー。この不利を覆すことができず5、4着とポイントを落とし、得点ランキングも10位タイまで後退してしまった。ただ、足を悲観する様子はなく、4日目は持ち前のS力を活かせるカドとイン。巻き返しに成功すれば準優1枠は十分狙えるだろう。

代わって得点率トップに踊り出たのは快速・渡邉優美。3日目は1、2着にまとめてオール2連対をキープしている。ピット離れに序盤ほどのインパクトはなくなったものの、走り出してからの足は優秀で、変わらず機力相場でも上位の一角。渡邉も予選ラストは2、3号艇と枠に恵まれており、目指すは予選トップ通過だ。

渡邉に続くのが同郷の大山千広。こちらもオール3連対と着だけを見れば快調そのものだが、「伸びは普通あるけど、ターン回りが全然ない」と調整に頭を悩ませている。大山も4日目は枠がいいだけに大敗さえなければ予選突破は固いが、調整は続きそうだ。

一方、主力組では長嶋万記が13位、岩崎芳美が16位と大敗が許されない位置。そして3日目12Rにインで大敗した浜田亜理沙も大きく後退し、4日目はメイチの勝負となる。

伏兵格では古賀千晶が3日目に連勝して3位タイに浮上。地元勢でも川井萌が5位、木村紗友希が6位と奮闘している。また、直近2節で連続準優出中の野田なづきも8位と準優圏内。足もいいが「どうせなら好枠で乗りたい。まだ6号艇でしか準優に乗ったことがないので」と闘志を見せていた。