準優で深インを克服した白井英治がV戦も押し切りを図る！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「Hayashikane杯お盆特選」は9日が最終日。12Rで優勝戦が行われる。

5日目に行われた準優勝戦、9Rは末永祐輝が3コースからまくり差しを決めて快勝。「勝負所なのでスタートは行った。ただ、今節は勘とは合っているけど、気持ち良くは行けていない。優勝戦も準優くらいのスタートを全速で行きたい。足はいい状態。伸びは走った中では負けることはないし、4日目あたりから回転が合ってきてターン回り、乗り心地、押しが良くなっている。天候が変わると思うので、回転をしっかり合わせたい。コースは勝てるところから。レースに集中する」と話した。1号艇の大賀広幸はスタートで様子を見て惜しくも2着。「準優のスタートは2回放った。1Mは落として回るつもりはなかったので握った。Sは行く気だったが。ペラは微調整して回転を止めた。乗りやすかったし、これで良かったと思う。十分です」とレース足はまずまずだ。

準優10Rは佐々木完太がイン逃げを決めて人気に応えた。「エンジン本体はあまり良くない。前半はピット離れ仕様。準優は回転を止めて行き足は良かった。伸びも赤坂俊輔さんとあまり変わらなかった。優勝戦に向けては伸びを求めて調整する。そうしないと差さらないと思うので」と強調した。

準優11Rは白井英治が節一パワーで深い進入を克服。「まずまずです。進入が深くなるのはしょうがないと思っていたが、行き足から伸びは良かった。出足というか、自分がターンできる感じに近づいているので悪くないと思う」と足は文句なし。大逆転の2着で優出した大井清貴は「優出できて良かった。ペラを叩いて足は準優が一番良かった。乗りやすさがあったし、舟が返ってくる。伸びは少しのぞくくらいで出足寄りです。ただ、機率を考えると引き出せていない。引き出したいですね。Sは思ったより届いていない。風もありますしね。展開は突ける」と笑顔を見せていた。

優勝戦は枠なり進入が有力で、絶好枠に構える白井がパワーで押し切りそうだ。

優勝戦の出走表はこちら 下関12R