白井英治が強力な伸びを発揮して連勝の船出！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「Hayashikane杯お盆特選」は4日に開幕。エース級の19号機がパワーを発揮して、白井英治が2コースまくりとイン逃げで連勝発進。後半のドリーム戦は大賀広幸に差し迫られたが、強力な伸びで突き放した。「前半のスタートは少し様子見たけど、出ていった。このエンジンはその辺りの足、行き足、伸びはいいんだろうね。ただ、自分の好きな感じではない。乗り心地じゃなくて、ロスしている感じがする。ペラは叩き直してみる」と更なる調整に着手するようだ。

大賀広幸、廣中良一、山室展弘、小林孝弘は2走2連対にまとめた。この中では前節優勝エンジンに乗る廣中の舟足が光っていたが、「普通で、(2連対率)31％の足だと思う。前半は森岡満郎さんの方が良さそうだったし、後半は道中で乗りづらさがあった。まだ不満要素が強いですよ。取り付け調整に悩みますね。試運転して試してみる」と本人の感触は平凡。大賀は2節連続優出中の好調エンジン。伸びは白井に見劣るが、「もらったまま。回転が上がり過ぎでもうちょい合わせたいけど、好きな感じです」と出足はまずまず。

好素性機に乗る大井清貴も豪快なまくり一撃を決めた。足は間違いなく良さそうだ。「そこまでいいエンジンの感じはないが、全体に余裕はあるし、決して悪くはない」と話していた。