濱本優一の不敗神話を破り中嶋健一郎が逆転優勝！

ボートレース若松で7日間開催の「福岡ソフトバンクホークス杯」は24日、優勝戦が行われた。 中嶋健一郎が逃げた濱本優一を1周2Mの差しで逆転し、今年2回目、当地では初、通算7回目の優勝を飾った。

6号艇の吉田俊彦も動くことはなく、進入は枠なりの3対3。スタートは清水敦揮が後手を踏んだが、それでもタイミングはコンマ13。イン濱本はコンマ01、他4人もゼロ台の踏み込みで、壮絶なスリット合戦になった。 1Mは畔柳俊吾のツケマイを抑えてイン濱本の先制。まくり差した中嶋がバックで肉薄しかけたが、ジワジワと締め込んで中嶋を諦めさせ、2Mも先マイ。しかし、絞めすぎて懐のないターンになってしまい、大きく膨らんだうえ、ターン出口でボートが浮いてしまった。 締められた中嶋は外に持ち出して2Mを渾身の差し。これが見事に届いて、濱本の猛追を振り切った。濱本は悔しい2着。1Mで苦しい展開になりながらも清水が3着に浮上し、2連単5-1は6,470円、3連単5-1-3は18,450円と高配当になった。

濱本はよくぞこの足で予選トップに…という仕上がり。乗り心地を犠牲にして足重視の調整にしていたが、バックでは中嶋との足の差が出たこと、そして2Mで乗り心地の悪さが出てしまったことが敗因。当地優勝戦での不敗神話は止まってしまった。

優勝戦の結果はこちら 若松12R