
児島
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ボートレース児島は21日、SG「第28回オーシャンカップ」の予選最終日を迎えた。真夏のオーシャンカップは猛烈な暑さとの戦いとあって、選手はパワーを引き出すにも四苦八苦。取材制限は緩和されたが、取材陣はマスクを着用して、選手の姿を追い続けた。
初日のオープニングセレモニーは人数制限なしになり、イベントホールは超満員。再開された公開勝利者インタビューが行われたガァ~コステージ前にも、連日ファンが詰めかけている。コロナ禍では閉鎖されていたミニステージだが、今回はフル稼働中。ピットからステージまでは日差しを遮る物が全くない空間で、灼熱地獄。1着後の選手はすぐさまピットからステージへ移動。その際は、ビーチパラソル級の巨大日笠を持つスタッフが選手を誘導していた。
初日ドリーム戦で1着だった馬場貴也は、レース直後にテレビインタビューに応じ、その後ステージでインタビュー。2日目は連勝、3日目前半も1着。馬場は水面で全力を出し切った後、毎回ステージへの移動を繰り返していた。4日目は12Rの1走。1Rから準優をかけた激闘が繰り広げられる中、今節初めて落ち着いた時間を過ごせただろう。いや、そこまで集中力を保つこともたやすくはない。12Rもキッチリとゼロ台Sで逃げた馬場は紛れもないシリーズリーダーだ。
ドリームで6着だった茅原悠紀は、4日目連勝で2位へ浮上。2コースからスリットでのぞき、まくりで快勝した10R後の勝利者インタビューは多いに盛り上がった。ステージ前は幅広い年齢層のファンでいっぱい。茅原は特に子供たちにも人気がある。人垣でステージを見ることができない子供たちは休憩用の腰かけにちゃんと靴を脱いで上がり、茅原を待っていた。ステージに茅原が現れると、うぉ~と歓声が上がる。「カヤちゃん、おめでとう」、「明日も頑張って」、「平和島グランプリ以来のSG優勝をお願いします」とファンの声が飛び交った。
茅原は「前半はターンで滑っていたが、その失敗を後半で活かすことができた。このまま準優も行きます」と納得の仕上がりで予選を戦い終えた。手にした20号機は評判機だが、エースとは言えないエンジン。茅原自身も「伸びはきても、ターン回りをこさせるのが難しいエンジン。だから、ここまで優勝がなかったんだと思う」と分析。前回の森永淳も同じ事を言っていた。前検日、森永仕様のプロペラを見てびっくり仰天していた茅原だが、尊重してドリームを戦ったあとはペラをアレンジ。「いい部分は残しながら、自分の体感に合うように叩きました」とついに正解を導き出した。2月の中国地区選は予選2位から優勝戦2号艇で差し切りV。予選はトップではないが、茅原なら、最後に馬場とターン勝負に持ち込める。
今節の馬場は無敵状態だが、何が起こるか分からないのがボートレース。準優は磯部、茅原、馬場の1号艇で堅そうだが、2着は混戦ムード。特に、茅原が登場する11Rの4号艇・菊地孝平は成績以上の仕上がりだ。ジャイアント馬場を巡る攻防は、いよいよ佳境を迎える。
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