唐津
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準優は地元の安河内健が師匠・峰竜太とのワンツーを目指す/唐津モーターボート大賞
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ボートレース唐津のGⅡ「唐津モーターボート大賞」は14日に予選が終了した。4日目、誰よりも早く試運転に出てきたのは地元の安河内健。誰かと合わせるわけではないが、初動の掛かりやターンの押し感を確かめるように、入念なチェックをしていた。3日目を終えての得点率は5.40で23位。1Rは2号艇で1着条件の厳しい勝負駆けに挑んだが、結果は2コースまくりで圧倒。得点率16位まで跳ね上げた。「3日目からスタートのしやすさはある。乗り心地は良くないけど、準優は足重視の調整で行きます。気に入っているのは行き足ですね」と機力にも手応えを感じ始めた。F多発などで伸び悩んでいるが、そろそろ一気に飛躍する姿が見たい佐賀支部のホープ。準優10Rは外枠だが、持ち前の思い切りの良さを発揮して師匠・峰竜太とのワンツーを目指す。
ドリーム組の赤岩善生も勝負駆けに挑んだ。2Rで6号艇と不利枠ではあったが強気の前付けで2コースを奪取。3日目の12Rはインから立ち遅れて5着に敗れてしまったが、その反省をふまえてスタートをしっかり張り込み、展開も冷静に見極めて差しを決めた。「(3日目は)舟足に自信があったからスタートを少し控えたら、あんなに遅れた。珍しいとみんなに言われたよ。舟がしっかり返ってきたし足はいい。(進入は)マイペースに行く」と言う。4号艇で臨む準優12Rは、迷うことなく内を狙った位置取りで「赤岩流」を貫く。
格上さばきで着をまとめているのは守田俊介。決して出ているとは言えないが、展開を見極めて経済コースを走って大崩れなく乗り切っている。「自分にしてはうまく合わせられていると思う」と舟足に及第点を与えており、峰と対戦する準優10Rは2コースから差し抜けるシーンが見られるかもしれない。