唐津
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エース機・高田明が強力過ぎるパワーに贅沢な悩み/唐津モーターボート大賞
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ボートレース唐津のGⅡ「唐津モーターボート大賞」が11日、初日を迎えた。恒例の選手紹介式が行われ、地元の峰竜太は「唐津は負けるわけにはいかない。ベストを尽くします」と力強く挨拶した。
場を盛り上げたのは、やはりエンターテイナー西山貴浩。「誰のファンですか?お姉さん。峰竜太ですか。嫌いです。お父さんは誰のファンですか?安河内健。嫌いです。僕は追加ですが、頑張ります」と観客を巻き込んで西山節を炸裂。追加のため、似顔絵入りの手弁当(ポスター)を持参しての登場だった。
注目のオープニングレースは1号艇の新開航が人気を背負っていたが、勝ったのは4カドからまくった佐藤博亮。佐藤は今年4月に当地初登場。しっかり4号艇で優出を果たすと、6月も同じ艇番でファイナル入り。4カドから会心のまくりを決めた。前検は「唐津は相性がいいですね」と語っていたが、さっそく巧者ぶりを披露。後半8Rは5着に終わったが、「後半はスタート負け。足で悪い部分はない」と十分に戦える足色だ。2日目以降も目が離せない。
5Rはエース機・高田明が1号艇で登場し、展示タイムは破格の6秒59。6番手スタートながら1Mまでに楽々伸び返して、逃げ快勝した。「スタートがヤバい。遅れたと思ったところから、むちゃくちゃ出て行く。ズレているのに、この足かよって感じです」とスタートが届かないと嘆く選手が多い中、逆に届き過ぎるという贅沢な悩み。F持ちで無理はできない身ではあるが、エンジン的には特別戦初Vの可能性は十分にある。