初のA1級入りを果たした地元・小芦るり華の奮闘に期待！/唐津モーターボート大賞

11日に開幕するボートレース唐津のGⅡ「唐津モーターボート大賞」は、A1、A2レーサーによる戦い。登録4700番台以降の選手が半数以上もいる。次世代を担うスターの誕生か、SG覇者が「世代交代はまだ早い」とばかりに威厳を示すのか。

少数精鋭の女子勢では、地元期待の小芦るり華がエントリー。今年1月の徳山GⅢオールレディースで初優勝を飾ると、勢いに乗って初のA1級入り。さらなる飛躍が期待される今期は自己最高ペースの勝率6.52で、優出は3回を数える。地元戦では4月の男女混合戦、5月のオールレディースで優出。優勝は出来なかったが、レース運びとエンジン調整に成長の跡がうかがえる。

近況の調整ついては「男女混合戦の時が、一番ピット離れは良かったですね。それでもペラの調子は悪くはないですよ」と及第点。初日の5、9Rは外枠だが、しっかり着をまとめてベスト18入りへ弾みをつけたい。

峰竜太とともに今節のV候補に推される白井英治は、前走のGⅡ「びわこ秩父宮妃記念杯」が特別レース復帰戦だったが、エンジン出しに大苦戦。「しょうがないね。出し切れない自分が悪い。調整能力に乏しい」と振り返った。当地を走るのは2021年1月の周年以来で「唐津は本当に久々。ただし、方角は西。今年は近畿から上に行くとなんかダメ。西はいい、九州は大丈夫」と語る。当地はMB大賞を含めて6Vと相性も申し分なし。元エース機を味方に存在感を示す6日間となりそうだ。

ドリーム1stの出走表はこちら 唐津12R