西村拓也がドリームを逃げ切って初日は上々のスタート

ボートレース常滑の「ウィンボとこなめ開設14周年記念競走」が25日に開幕。初日メインの「予選ドリーム戦」は、人気の西村拓也がトップSから逃げ快勝。初日は2、1着と上々のスタートを切った。「普通ですね。いい人と比べたら劣勢。伏田裕隆選手には半分くらいやられる。波があると失速する感じがあるし、トルク感が全然ない。でも、そこまで悪くはない。最近、準優とかで伸びでやられることが多いので、伸びを意識してペラやってる。それだとターンはしづらくなるけど、石野貴之さんはそれで結果を出してるんで、見習って頑張りたい」。決していいとは言えない足色だが、機歴を思えばまずまず出せているようにも感じる。少々の機力負けは乗り手でカバーしてくれるだろう。このままV争いを引っ張るか。

予選組では浜野孝志が連勝。他には池田雄一、山崎裕司や山本景士郎が1、2着と気を吐いた。浜野は、「4Rは調整を失敗していた。ペラをやって、後半の出足はいいと思う。伸びは普通」と及第的の動き。池田は、「出足が良くて行き足も余裕があって、伸びも悪くない」。山崎が「前節が悪かったので、むしろ良さそうに感じる。どこがいいかは分からないけど、これならレースでしのげそう」と評価。山本も「もらった時から体感いいなと思ってた。出足・回り足はいいけど、直線は少し回りすぎてた。そこを気象に合わせて微調整」とそれぞれ上々の手応えのようだ。