原田篤志が地元で節目の1500勝を達成！

海響ドリームナイターのボートレース下関「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップ」は22日、予選3日目を開催する。 地元の原田篤志が2日目連勝。後半の10Rで通算1500勝を達成した。5コースから見事なまくり差し。レース後記念の水神祭が行われた。下関は得意水面で通算7回の優勝を飾っている。ホームで区切りの1勝を挙げた原田は「通過点だけど、いつもお世話になっている地元で決められてうれしい。新良さんが2000勝したので、自分も日々精進して2000勝を目指したい。足も新良さんにペラを見てもらって乗りやすくなっています」と白い歯を見せた。この流れで優勝を狙いに行くか。

久田敏之と近江翔吾も原田と同じく2日目に1着をきれいに2本並べた。ともにA1トップクラスの選手でターンが鋭い。 まず久田は「前半のスタートは早かったですね。放りましたよ。チルトは0を試してみて、ターンの抜けが良くて乗りやすい。起こし、ピット離れはマイナスの方がいい。エンジンは悪くないですよ」、近江は「前半はいいスタートが行けた。スタートが決めやすいし行き足は良さそう。ターンの出口も悪くないけど、初動の掛かりがもうひとつ。外周りはやったのでペラをやる」とそれぞれコメントしている。

一方、川上剛は初日からオール3連対をキープ。出足、行き足はトップクラス。その延長で伸びもまずまずいい。舟足については「前半はダッシュからだったんで、少し伸びを意識したペラでいった。でもそんなに伸びなかったんで、初日までの状態に戻して、それをベースに行く。全体的な雰囲気はいい。やっぱり全速なら少しのぞきますね」としていた。 中村辰也と新良一規もレース足がしっかりしている。強力な19号機に乗るベテランの新良は「エンジンのおかげ。ペラをやってスリット後の感じは良くなっていたし、回った後も出て行った。村田浩司選手の時の感じになってきた。回り足もいい。微調整で」とコメント。