機力上々の是澤孝宏が記念常連組を相手に善戦中/戸田プリムローズ

6日はボートレース戸田のGI「戸田プリムローズ開設67周年記念」2日目が行われた。最高気温が25度と、初日よりもやや涼しいコンディション。初日の「ウインビーDR」を制した桐生順平は試練の6枠を克服し、2日目3、2着にまとめてオール3連対をキープした。「道中の伸びがいい感じがする」と初日の大整備がハマった様で、地元のエース格として3日目も快走が期待される。

2日目の「ウインクDR」も初日に続いて逃げ決着。人気に応えた毒島誠だったが、レース後は「伸び足はいいけど、ターン回りを何とかしないと」と、表情は明るくなかった。3日目は8Rで6枠となるだけに、更なる上積みが求められそう。

2日目DR組でコメントが明るかったのは、2着となった佐藤翼だ。ここまでオール2連対で、「グリップがいいし、全体的にもいいレベルでまとまっている」と舟足も軽快そのもの。6枠を消化したことも大きく、このまま予選トップの座を守り抜きたい。

一方で、初日の桐生と同じくDR戦の前に大整備を施した深谷知博だったが、「上向いてはいるけど、ペラが合っていなかった」とまだ課題を残す状況。それでも「最悪は脱して、レースはできるようになった」と前を向いていた。馬場貴也も「ダメだこりゃ。後ろを走ったら乗れたもんじゃないのでペラをやり直す」と納得の域にはほど遠い様子を見せていた。

佐藤以外では、是澤孝宏がオール2連対。2日目後半は2着だったものの、まくり差した際の回り足はスムーズで、本人も「ターンの反応、舟の向き、レース足がいい」と証言。記念常連組を相手に予選後半も善戦を続けるなら、面白い存在になりそうだ。