桐生順平
桐生順平

戸田

大整備が奏功した桐生順平が他を寄せつけない逃げで地元周年制覇!/戸田プリムローズ

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ボートレース戸田のGI「戸田プリムローズ開設67周年記念」は10日、桐生順平の優勝で幕を閉じた。前検ではWエース機をゲットした9号機・大峯豊、36号機・平尾崇典に注目が集まった一方、地元エースの桐生は初日に大整備を敢行。その甲斐あってエンジンは別物となり、エース機と同等のパワーに変貌した。頼もしい相棒を手にした桐生は予選を6戦4勝でクリア。堂々の予選トップ通過を決めた。一方、主力の一角・毒島誠馬場貴也はターン系の調整に苦労が見られ、何とか予選を突破するのが精一杯だった。

桐生以外の地元勢では、抜群の調整力を発揮した佐藤翼が3位、黒井達矢が5位で予選を通過。それぞれ準優は2着で優出を決めた。篠崎仁志西山貴浩の福岡勢も上位パワーに仕上げ、優勝戦に進出。万全の態勢になった1枠・桐生に対して他の5選手がどう挑むのかに注目が集まったが、そんな思惑を尻目に桐生は一気の逃げで優勝を飾った。
優勝戦の結果はこちら 戸田12R

優勝者コメント・桐生順平

「最高です!やっぱり、地元の周年は気持ちの入り方が違うし、嬉しいです。優勝戦はいい緊張感の中で行けた。1Mは3号艇(西山)のエンジン音が聞こえてきたので、握りすぎてしまった。それでもターンをしている中で2号艇(篠崎)、4号艇(佐藤)に差されている感じはなかったので、大丈夫だと思いました。エンジンは初日の整備が大きいですね。ここまで変わる事なんてこれまでなかったので、それが大きい。あとはボートも50%で、エースボートなのかもしれません。それも大きかったんだと思う。これからも1走1走、お客さんに喜んでもらえるようなレースをしていきたいですね」。