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ボートレース蒲郡のGI「オールジャパン竹島特別開設68周年記念競走」は6月1日に華々しく開幕した。5月31日に行われた前検では、実績のある73号機を昨年度覇者の渡邉和将がゲット。評判エンジンの12号機は赤岩善生、74号機は西村拓也の手に渡った。また、ドリーム組の峰竜太が軽快な動きを見せていた。
初日は8Rで吉田拡郎が通算1500勝を達成。前半4Rでも2着にまとめて好発進を決めた。「伸び型のペラだけど、乗りやすい。バランスが取れている感じです」と足も好感触。ドリーム戦では池田浩二が逃げ切って圧倒的なファンの支持に応えた。
2日目は雨が降りし切る中、1Rから安定板を装着。地元の磯部誠と岩瀬裕亮が連勝でポイントアップに成功したが、それ以上に光る動きを見せたのが菅章哉だ。前半2Rは2コース差しで2着に粘ると、後半8Rはチルト1度でまくり快勝とオール2連対をキープした。
シリーズ中盤の3日目、じりじりと調子を上げてきたのが赤岩。良機のパワーを存分に引き出して2走1、2着。12Rでは寺田祥がインの峰に対して、3コースから鮮やかなまくり差しを披露。シリーズ2勝目をマークした。
4日目は残念なアクシデント。機力に苦しみながら懸命に整備を続けて立て直しを図った地元のエース・池田浩二が、8Rで痛恨のフライング。優勝争いから離脱となった。一方、4Rを4コースまくり差しで制した赤岩はオール3連対を継続。予選首位通過を決めた。
5日目は準優日。9Rはチルト3の菅が4コースから強烈に伸びてまくりに出たが、岩瀬が巧みな旋回で逃げ切り。「エンジンがいいので調整が外れない」と機力も万全だった。2着の菅は優勝戦も「絶対3度で行きます」と伸び仕様で挑むことを宣言した。10Rは2コースとなった峰が差し迫ったが、吉田拡が持ちこたえて逃げ切った。「スピードの乗りっぷりがいい」といい足を維持。2着の峰は「24場制覇のために呼ばれたと思っている」と偉業達成に意欲的。11Rは赤岩が逃げて優勝戦の1号艇をゲット。「蒲郡の看板を背負っていると思うので、頑張りたい」と闘志を燃やしていた。2着の関浩哉は「直線は◎だと思う。リスクを考えたら6コースかな」と柔軟な姿勢を見せた。
そして、迎えた最終日。優勝戦のスタート展示は枠なりで岩瀬が3カドに持ち出すも、本番では岩瀬が3カドながら峰が菅をマークする5コースに回り、スタンドが大きくどよめいた。しかし、スリットでは菅が立ち遅れて内有利な隊形となり、赤岩が先マイ。そこへ吉田拡が鋭い差しハンドルを入れる。「ターン回りがすごく良かった」という足にものを言わせて、赤岩を捕らえた。赤岩も2マークで好旋回を見せて迫るも、吉田拡が2周1マークで差を広げて優勝。「久々のGI優勝で涙が出そう」とレース後は感極まっていたが、「目標と夢は賞金王」と力強く宣言。当地で本来の力を存分に見せつけた吉田拡の今後の戦いから目が離せなくなってきた。
優勝者コメント 吉田拡郎
——準優後は2コースから差すのは厳しいと言ってましたけど、見事に差し切りましたね。
吉田「今日の試運転でターンの感じがすごく良かった。これなら菅章哉君を止めたら優勝があるかもしれないと思ってました」
——コース取りは3カドを含めていろいろありました。
吉田「外に関しては全く気にしてなかったです。展示から自分のスタートだけを考えて行きました」
——2マークで赤岩善生選手が差して迫ってきました。
吉田「完璧なターンが出来たし、勝ちを確信するぐらいの手応えがあったのに、舳先が来ていたのでビックリしました」
——それでも押し切りましたが、どこで優勝を確信しましたか?
吉田「2周2マークですね」
——GⅠは2019年6月の児島周年以来、4年振りですね。
吉田「う~ん、辛い4年でしたね。久々の美酒なので涙が出そうです」
——今節は初日に1500勝を挙げ、勢いに乗れましたか。
吉田「勝ったのが6号艇だったのが大きかったですし、それがメモリアルの1500勝でもあった。錚々たるメンバーを相手に勝てたし、あの5人には感謝したいです」
——今後の目標は?
吉田「SGに出る権利があるうちは、目標と夢は賞金王(グランプリ制覇)です」
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