菅章哉
菅章哉

蒲郡

準優は伸び節イチの菅章哉に注目!/蒲郡オールジャパン竹島特別

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ボートレース蒲郡で開催されているGI「オールジャパン竹島特別開設68周年記念競走」は、4日に予選最終日が行われた。

オープニングカードから4万円台の万舟券が飛び出すなど、前半の6Rまでイン逃げはゼロ、万舟券が3本も飛び出すなど波乱が続いた。そして8Rでは、地元エース・池田浩二が5コースからコンマ02のスリットオーバー。「今日は足が良くなっていたし、風も追い風に変わっていた。いろいろなことが重なってしまった」と肩を落とした。

11Rで予選が終了して、トップ通過を果たしたのは赤岩善生。「最初は前評判ほどの感じはなかったし、足併せをしてもあれって感じだった。そこから、いつもの作業をして行き足がいいし、立ち上がりの足も来て底上げすることが出来た」とこれまでの調整について説明。「今はもう試運転、足併せはしていない。自分の体感を信じてレースをしている」と雑音は入れずに自分の世界に入っていた。

得点率2位には吉田拡郎岩瀬裕亮が並走。上がりタイム差で3位になってしまった岩瀬だが「全体に力強いし、足はバランスがいいですね」とニッコリ。「フィット感があるし回り足も重いなりに進んでいます。伸びは上がいると思うけど、それ以外はいい状態です」と66号機を完璧に仕上げている。

準優で最大の注目は、やはり伸び節イチの菅章哉だろう。「あんなにスタート勝負したことはないかも。伸びがいいので欲が出ました。5メートルラインからの伸びが異次元ですね」と自画自賛。「道中も3度の割にはギリギリ回れます」とターン回りも悲観する感じではない。気になるのは3号艇でのコース取りだ。「3カドは結構やるけど、チルトをどうするかはメッチャ悩みます」と困った様子。「ただ、ホンマにチャンスのある足だし、優勝戦に乗れば五分五分ぐらいでイケる足です」とGI初Vへ最大の難関に立ち向かう。