3連勝と波に乗る深川真二が得点率トップに浮上

ボートレース下関の海響ドリームナイター「創刊75周年記念スポニチ金杯争奪戦 準優進出バトル」は6日、予選最終日を迎える。

2日目から3連勝と波に乗る深川真二が得点率トップに浮上。深川は「足には余裕があったけど、前半は少しスタートが届いてなかった。道中も乗りにくさがあった。ペラをやってみる。微調整で行けるとは思うよ」とコメントした。

市川哲也が2位。3日目はペラを失敗。前半は伸びで下がっていたが、後半はインから速攻を決めて逃げた。「ペラを少し叩いたら乗り心地は良くなったけど、出足に寄り過ぎてたかな。特訓から小畑実成さんとは伸びが違っていたし、スリットからは両サイドに伸びられた。これじゃあ面白くないので、もう少しバランスを取るように調整してみる」と話す。

前節の海野康志郎が優勝したエンジンを乗り継ぐ小畑が3位と大健闘。「レース足、行き足がいいし、伸びは重富伸也君がいいけど、そこまで変わらない。バランスが取れて全体にいい。エンジンがいいからね。回転の上りが早いのも自分好みなので、ペラも微調整でいい」と話していた。

畔柳俊吾、君島秀三、宮崎奨が4位タイで並ぶ。畔柳は前回使用者の木山和幸が節間で7勝を挙げたエンジンだが、まだパワーを引き出せていない。「みんなにはいいねと言われるけど、ちょっと外すとダメ。前半はいいところがなかった。調整が難しい」とペラがバチッと合っていないようだ。

準優進出戦に乗れるのは24人。勝負駆けで注目は7月からA1の宮本夏樹と、エンジンが出ている松山裕基。松山は「2マークを回ってから山川雄大選手に追いついた。押してくれるし、出足、回り足はいい。直線もいい方だと思う。バランス取れている」と手応えは十分に得ている。