赤岩善生
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蒲郡

ミスター蒲郡の赤岩善生が当地2度目の周年Vに闘志/蒲郡オールジャパン竹島特別

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ボートレース蒲郡のGI「オールジャパン竹島特別開設68周年記念競走」が6月1日に開幕する。 当地のエンジンは昨年の7月7日に下ろされて、次節で使い納めが決まっている。2月のレディースオールスターを経て、3月までは相場変動は少なかったが、4月に温水パイプが取り外されてから雲行きが変わって来た。

ざっくり言うと、良かったエンジンが下火になり、以前ほどの威力が出なくなっている。代表例は12、62、72の3機。その中のひとつである12号機をゲットしたのが赤岩善生。例によってスタート特訓後は本体をバラして点検していた。「期待していたから、もっといいのかと思ったけど…」が第一声。それでも「悪い訳ではないけど、現状は普通かな。いつも通りに整備をして臨みたい」と語り、当地26Vと歴代最多を誇る男が2度目の当地の周年制覇へ好発進を誓っていた。赤岩と同期の坪井康晴もエンジン勝率以上の伸びだった。「まだ出足や乗り心地は分からないけど、伸びは良さそう。班でも少し余裕があったし、このままでも行けそうな感じ」と表情が明るかった。

6秒58で前検の一番時計は菅章哉。「前検はいつもチルトを0.5度で行ってます。ペラも叩いてみたけど、班では変わらなかったです」とガックリ。「エンジンがいい時は伸びるんですけどね。感触は良くないです」と一番時計だったが、本人の手応えはひと息だった。

最後にドリームメンバーで一番良さそうなのが峰竜太。「最近乗っている形に叩いて、もらった時よりも出せていると思います」とキッパリ。「体感は悪くないし、特訓は良かったと思います」と笑みがこぼれた。峰は全国24場制覇へあと当地を残すのみ。「記念だけど、頑張りますよ」と偉業へ向けてモチベーションを高めていた。