オール2連対の石田章央が得点率首位を快走

ボートレース下関の「スポーツ報知西部発刊25周年記念」は20日が予選最終日。初日からオール2連対の石田章央が得点率首位を快走している。「久しぶりの下関だけど、リズムはいいですね。でも、足はピリッとしない。数字ほど悪くないし、前を向けばいいんですけど、ターンの抜けがもう少し。重さがあるし、気持ちよくターンができていない感じ。バルブ調整に、ギヤケースも換えてみたけど」とコメント。足は悪くなく、中の上くらいか。

木山和幸も同じく初日からオール2連対をキープ。榎幸司とともに2位タイにつけている。回った後の二の足が抜群で、「エンジン本体がいいですね。3Rは差されていたけど、自分の方が前に行く自信があった。乗りやすいし、ペラだけで」と47号機をべた褒めしていた。榎は「ペラを叩いて直線に手応えがあった。伸び切るまでじゃないけど、スタートして余裕があった。ターン回りも2日目よりは良かった。まだ直線に寄せれそうな感じはあるけど、そこは枠、メンバー次第で考えたい」と話していた。

勝負駆けで注目したいのは村田浩司と石原光。特に村田は伸びが節一級だ。「変わらずスタートして出て行く。その分で1Mは1番(小川日紀太)を待てなかった。ピット離れが怪しかったので、ペラは回す方向に少し叩いてみる。今節は足がいいので、攻めていくレースを心がけていく。伸びだけなら1番いいと思う」と強調。このパワーで予選敗退は避けたいところ。