優勝候補の松村敏が連勝発進

ボートレース下関の海響ドリームナイター「スポーツ報知西部発刊25周年記念」は17日、初日を開幕した。

優勝候補の松村敏がカドまくりとイン逃げを決めてただ一人ピンピン。鋭いスタートを2本決めて幸先のいい船出。「キャブは元のやつに戻しただけ。足は変わってない。回転不足で上がりが悪く出足が気になる。伸びはそんなに悪くない。エンジンの勝率よりはいい」とコメント。伸びはまずまずで水準は十分ありそう。

石田章央、木山和幸が2連対にまとめた。石田は「パッとしない。パワーがない感じがする。握り込みとか当てた時の反応とかトルクが足りない」と舟足イマイチ。一方の木山は好エンジンで「足は悪くないけど、もう少しペラを合わせたい。ピット離れは思ったより出た。よくわからない。回転を上げていってたのが良かったんでしょう」と、まだ半信半疑の様子だが中の上は十分ありそうだ。

前検一番時計をマークし、前検から伸び抜群の村田浩司は1回走りで2着の船出。「エンジンは出てますね。スタート揉んだけど、出て行く感じがあったし、展示はスローからも伸びる感じがあった」と強調しており、2日目はダッシュ枠で楽しみだ。

新田洋一は数字のないエンジンだが、前回の部品交換でパワーアップし出足関係はまずまず。「前回の方が整備して、エンジンが良くなっていると思います。乗り心地がちょっと気になるけど、舟の返りがいいし、直線も悪くない。十分レースできる足はあります」と話していた。