地元の村田浩司が前検一番時計

ボートレース下関の「スポーツ報知西部発刊25周年記念」は17日に開幕する。エンジン抽選では地元の村田浩司と静岡支部の若手・石原光が好エンジンを獲得。村田は江夏満が伸びていた19号機を手に前検一番時計をマーク。「もらったままで伸びてました。水面が悪かったので、ターン回りは分からない。このままで」とコメントも上々だった。

石原はGW戦で森野正弘が優勝し、前節では後藤盛也が乗って出ていた25号機をゲット。「そのまま乗ったけど、いいと思う。試運転では結構伸びた。班では同期の佐藤航と一緒くらいだったけど、伸びも回った後も少し良さそうだった。エンジンは良さそうだし面白みがある」と楽しみは十分。

初日ドリーム戦は松村敏が1号艇で登場。2連対率16.1％のエンジンで気配はいたって平凡だったが、スタートはかなり早いタイプでイン速攻に期待。「回っていない。直線はそんなに悪くないけど、出足系が良くない気がする。まずはペラを合わせてみて。班では1番(村田)が伸びていた」とコメントした。

地元の江本真治は素性の悪いエンジンを引いてしまい、「足は良くなさそう。班でも若干いかれるかなって感じだった。ペラをやるか、本体を見てみるか、考えます」と本体整備も視野に入れて上積みを狙う。

前節の優勝エンジンは青木幸太郎が獲得した。「優勝エンジンで期待したけど、物足りなかったです。班のエンジンメンバーが良かったのかもしれないけど。ペラを見て、それから調整を考えます。村田選手に試運転で伸びられた」と思うような感触ではなかった様だった。