鎌倉涼がリベンジに燃える/浜名湖ボートレースレディースvsルーキーズバトル

ルーキーズのトップで準優もしっかり逃げた中亮太は仕上がりにも絶対の自信を持っている。「ここまでバッチリ合わせられている」といい調整ができてトップ級の仕上がり。今節は前操者(谷口健一)のペラの形を片面だけ残して、もう片面を自分の形に叩き直したそうだ。これがベストマッチして前操者の特長であるピット離れの良さにターン足など実戦足も加わって強力仕様になったという。

実力上位の末永和也も最低限の責務である優出は果たした。昨年11月の当地ルーキーシリーズでは優勝戦1号艇ながら3着に敗れてしまったこともあって「リベンジの意味でも頑張りたい」とV奪取へ意欲的。現状は足的にやや劣勢だが、圧倒的な旋回力で打破できるかどうか。

レディースの方では鎌倉涼もリベンジに燃える。芦屋での前回大会では1号艇でVを逃した。「前回は女子のプレッシャーが凄かったので、その圧に負けました。しっかりリベンジしたいですね」と話す。前節当地戦で優勝した夫・深谷知博に続く連続優勝を目指すと共に、リベンジ達成の意味でもしっかり逃げておきたい。

エンジン2強だった倉持莉々は準優敗退となったが、平川香織はパワーを発揮して2着に食い込んだ。「足的には一番良かったかな」と準優ではペラの形を変えて正解を見出したようだ。それでも「特訓の時の方がもっと良かった。本番はペラが開いていた」そうで、その状態でも感触が一番良かったのならペラの開きがなければもっと破壊力ある足になっていたかも。優勝戦も見逃せない存在だ。

優勝戦の出走表はこちら 浜名湖12R