若松
マスターズ「ド新人」井口佳典が4千番台初のチャンプに/若松マスターズチャンピオン
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若松
波乱のシリーズを井口佳典が制す/若松マスターズチャンピオン
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今節は若松らしいと言えば若松らしかったが、強風の吹き荒れと安定板装着の日が多く、とてもGIとは思えないほどインが苦戦を強いられて、3連単の万舟券も続出。穴党ファンには歓喜、本命党には暗黒のシリーズになった。
準優で中岡正彦のFなどもあったが、やはり進入が乱れるレースも多く、「マスターズチャンピオンは楽しい」というファンの声も多数聞かれた。ただ、最終日はようやく風も収まり、特に優勝戦は今節で一番いい水面状況に恵まれた。そうなるとさすがにインが弱かった若松でもインが利く。エース機中澤和志の3コースツケマイも見事だったが、それを抑えて逃げ切った井口佳典も本当にお見事。見応えのある優勝戦だったと思う。
優勝者コメント・井口佳典
「ホッとしてます。Sは全速。1マークは中澤さんに攻め込まれそうになったけど、舟足が良くて持ちこたえられました。完璧な調整ができて、自信を持ってレースに行けました。GIを取ったのはだいぶ前だけど、まだGIを取れるんやというのを今節思いましたし、もう一つ上のタイトルを目指して頑張りたい。調子は上がっていると思っていた。津の周年はダメだったけど…。今節結果が出せてよかった。もっと上の舞台でこれくらい活躍できるように、まだまだやっていきたい。(名人の称号には)名人じゃないです(笑い)。まだまだ先輩方の足元にも及ばないので、少しでも追い付けるように頑張っていきたい」
