井口佳典
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若松

マスターズ「ド新人」井口佳典が4千番台初のチャンプに/若松マスターズチャンピオン

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ボートレース若松のプレミアムGI「第24回マスターズチャンピオン」は23日、12Rで優勝戦が行われ、井口佳典中澤和志のツケマイを振り切って逃げ切り、マスターズチャンピオン初出場で初優勝を飾った。GIはこれが16勝目。

進入はS展示から動きがなく、枠なりの3対3。最終日も10RでFが出た影響もあったのか、全体的にスタートは遅めでほぼ横一線。イン井口の逃げに対し、若松ではよく決まる3コースからの追っかけツケマイを中澤が敢行、バックは両者で並走して2マークを迎えたが、中澤が差しに構えたところを後続の魚谷智之瓜生正義がお互い引くに引けずに殺到、接触こそなかったが、中澤は行き場をなくしてしまい、ここで井口の優勝と魚谷の2着がほぼ決まった。3着争いは2周1マークで濱野谷憲吾が中澤を差して抜き去った。

井口は指折りの上位機を手にして前検から手応えを得て、ドリーム戦を制し予選トップからの王道優勝。「名人の称号なんて、めっそうもない。ド新人ですから」と笑い飛ばした。田村隆信と共に「銀河系」85期を引っ張ってきた井口が、登録番号4千番台初のマスターズチャンピオン覇者となった。

優勝戦の結果はこちら 若松12R