エンジン相場に変化ありで展示気配に注目

ボートレース児島「日刊スポーツ杯」は22日、前検が行われた。今節から温水パイプが外れ、少しエンジン相場にも変化がある時季なので展示気配に注目したい。

初日12R「ニッカン選抜」メンバーの藤原啓史朗は「Ｓの起こしが悪くて鳴く感じがした。回転が上がってるせいかな。スリットからは一緒くらい。悪くはないけど、もう少し合わせたい」とペラに専念。渡辺浩司は「下がりますね。じわっと下がった。体感が悪い。伸び切りが悪い」と調整に追われていた。

小野達哉は「特訓で良さそうだった。スリットから先がいい。スリットも届いてる。今は何もしてないけど合格点」と余裕の表情を見せた。西野雄貴は「普通くらい。そのままでちょっと重たかった。少し回ってない感じ。そこは乗りながら調整する」と方向性は定まっている。

権藤俊光は「ペラは思い切って叩いた。体感が良いし、下りはしない。他とは変わらないけど、小野さん一人が分が良さそうだった。出足、回り足中心にペラを叩こうと思う」と仕上がりを目指す。菅章哉は「チルト0で下がってました。初日は外枠なんで、チルト3度にして、伸びに◎が付くようにして行きます」と展示に注目したい。

他では秦英悟、佐々木完太が展示タイムから良く、好感触を得ていた。