若松のエンジンは11月14日の初使用から5ヶ月が経過し、今節で17節目。当然のように相場は固まっている。ただ、気温が上昇した3月以降、微妙な変動もあることに加え、中間整備で上昇したエンジンも多く2連対率と実際の評価が違うエンジンも多めなのでご注意を。なお、冬場は伸び型になるエンジンが多かったが、気温の上昇とともに伸びの差はないも同然になっており、上位機とそれ以外の差は中間速(スタートの行き足とターン後のバックの足)の差と考えてもらいたい。
29号機(S)中澤和志
中間整備で激変し、周年の
石野貴之、地区選の
岡村慶太がどちらも節一足。近況も乗り手を選ばず常にトップ級のパワーになる。
5号機(A+)天野晶夫
中間整備と地区選の
安河内将の整備で激変し、安河内はエース29号機とほぼ互角の足色。2節前には
白水勝也が節一パワーで優勝。
47号機(A+)今村暢孝
元々上位機だったが3節前の
三好勇人、1節前の
寳田亮治がどちらも節一級のパワーで優出。気温の上昇とともにパワーアップ中。
40号機(A+)井口佳典
周年では
和田兼輔が評判のパワー。4節前には復帰戦の
小野生奈が伸び型の節一足。乗り手を選ばず上位になる。
42号機(A+)平尾崇典
周年で
羽野直也が優出し、地区選では
溝口海義也が6号艇から2勝するなど4勝の活躍。近況も乗り手を選ばず上位になっている。
31号機(A+)繁野谷圭介
周年の
田中信一郎、地区選の
今井貴士がどちらもトップ級の足。近況は乗り手に恵まれていないが、それでもそれなりに動いている。
30号機(A↑)今垣光太郎
4節前に
吉川元浩が節一パワーで準完全V。伸び型だったがピット離れから雰囲気があり、吉川は「また引きたい」と絶賛。
2号機(A↑)佐藤大介
周年では
瓜生正義が優出。近況も
前川守嗣、
長谷川雅和と伏兵選手で連続優出中と好パワーはキープされている。
45号機(A)中岡正彦
6節前に重量級の
前野竜一が節一級に仕上げた。その後も乗り手を選ばずずっと上位足。A+評価でもいいレベルかも。
61号機(A)山本隆幸
周年で
竹井貴史がトップ級の足。3月ルーキーでは
定松勇樹が優勝。乗り手が良く、数字(48%)ほどではないが上位は上位。
3号機(A)林美憲
4節前の
中島孝平の時にペラ交換があり、中島はペラ調整に手こずったが、その後の
大神康司と
稗田聖也はどちらも上位足と持ち直す。
28号機(A)上平真二
2月ミッドナイトで女子の
刑部亜里紗が節一パワー。2節前には今期大不振の
宮田政勝がほぼノーハンマーで上位足だった。
24号機(A)馬袋義則
周年の
丸野一樹の大整備で激変。これ以降は誰が乗っても上位になるが、仕上がるのに時間がかかる傾向がある。
37号機(A)飯島昌弘
3月に
本村大が初優出した後、
高濱芳久も好パワーで連続優出。続く
吉川昭男も優出こそ逃したが上位の手応えを得ていた。
62号機(A)西島義則
地区選で
石川真二が乗ってペラに癖はあるが、初使用からずっと好パワーをキープ。乗り手次第で節一級になりそう。
23号機(A)原田幸哉
周年で
池田浩二が準優勝。乗り手との兼ね合いもあり数字(31%)は低いが、B級が乗っても上位か上位近い足になっている。
12号機(A↓)石渡鉄兵
周年で
篠崎仁志が優出、地区選の
下條雄太郎もトップ級の好素性機だったが、4節前にペラ交換があり、かなり下降しているかも。
53号機(A↓)辻栄蔵
周年の
茅原悠紀、地区選の瓜生とGIで連続優出したが、気温の上昇とともに下降気味。乗り手次第でよみがえるかどうか…。
38号機(A↓)秋山広一
地区選の
高倉和士は節一級の足だったが、この時のペラ交換の影響か下降中。近況はA級が乗っても上位にならないことが多くなった。