丸野一樹が得点率首位に浮上

海響ドリームナイターのボートレース下関「にっぽん未来プロジェクト競走in下関」は13日、予選(9Rまで)最終日を迎える。3日目を終えて丸野一樹が得点率首位に浮上。今節序盤は機力劣勢で心配されたが、連日の本体整備でパワーアップ。3日目には1分46秒7をマーク。断トツの節間一番時計を叩き出している。2位は柳沢一で河合佑樹が3位に付けている。柳沢は伸びは平凡で目立たないが、道中で逆転するなレース足は軽快そのもの。「足は変わらずです。ペラも昨日(2日目)のまま。レース足がいいけど、展示タイム通りで直線に余裕がない。グリップ感が良くてブレーキも利くからターン系はかなりいい。もう少し直線が良くなれば」と話していた。

河合は全体的にバランスが取れている。初日からオール2連対をキープしている。「悪くないですよ。エンジンがいいと思う。掛かりは基本的にはいい。1走目で感じたターン出口も、初日後半と今日(3日目)はまずまずだった。そんなに大きくやっていないけど気象条件で変わるのかな。ピット離れの体感もいい」とコメント。

不良航法の減点がある土屋智則は3日目連勝で大幅なポイントアップに成功。準優圏内の11位に順位を上げた。周回タイムで35秒台をマーク。ピット離れは素晴らしく西田靖並みに出る。これなら外枠でもコースを取れそう。「出足、回り足が良くて伸びられることもない。操縦面で気になるところはない。2日目まではスタートが分からなかったけど今行けたので大丈夫。微調整で」と手応えはかなりいい。