豊田健士郎が低勝率機を仕上げて予選突破/津ツッキー王座決定戦

ボートレース津のGI「開設71周年記念 ツッキー王座決定戦」は12日、4日目が行われた。豊田健士郎は「連勝を狙っていたので、前半の3Rは足を意識して挑んだ。でもそれが失敗でしたね。後半の10Rは修正していい感じだった。もう調整で迷うことはありませんよ」と、準優は今節最高の状態で挑む準備はできた。2連対率24.7％の32号機、過去14節使用して一度も上位級の評価がつかなかった凡機。前検の時点でこちらの予想は予選突破も厳しいかと思われたが、まさかまさかの予選3位。豊田の調整力、ポテンシャルをどうやら地元記者の方が甘く見ていたようだ。

2位通過は高田ひかる。予選トップの4勝を挙げ、最後の最後までトップ通過争いを演じた自信は準優でも後押しになる。ただ、11Rは右隣に峰竜太の名前。足では上回っても、峰のブランド力に慌てずターンができるか？峰を相手に逃げることができれば、また一つ自信になるはずだ。

松山将吾は初めての記念での予選1位。やはり上昇機69号機はすごかった。プレッシャーもあるだろうが、ぎりぎりでも逃げて記念初優出を決めたい。準優メンバーを見渡せば、松山の12Rは10、11Rに比べればまだ楽な戦いとなりそうなのも大チャンスである。