村松栄太、山口亮、冨成謙児が機力3強

ボートレース下関の海響ドリームナイター「にっぽん未来プロジェクト競走in下関」は12日、予選3日目を開催する。

当地のエンジンは今回が4節目だが、今節は最近になく足の差を感じる。エンジンが出ているのは村松栄太、山口亮、冨成謙児。村松と冨成は伸びが抜群で、山口亮は出足関係が力強い。豪快な攻めで高配当を提供した村松は「前半は回ってなかったので、後半は回す方向でペラを叩いてチルトも0に上げた。直線は河合佑樹さんとも変わらなかったけど、乗り心地と回ってからの足が良かった」を笑顔を見せた。

アウトから豪快な一撃を決めた冨成は、好素性機のパワーを引き出している。「スリット近辺、伸びがいい。ペラ微調整してターン回りもいいところにきた。いい仕上がりです。トルク感もある。いいエンジンだと思う。微調整で」と話す。山口亮は「いいのは直線よりも、回ってからの押し。スリットから出て行くような足はないけど、押してくれるし、レース足がいい。現状維持で」とかなり手応えがいい。

得点率では河合、柳沢一、川原正明がリードしている。河合は村松と伸びは一緒くらいで、中堅上位は十分。「回転不足だけど、足は悪くない。バランスが取れて中堅上位くらい。かかりがいい。微調整で。」と強調する。一方、初日ドリーム戦を制した土屋智則は不良航法でリズムダウン。「ピット離れが良かったし、求めていた出足、回り足がしっかりとしている。今のはスタート遅れが全て」と反省していた。3日目12Rはインから逃げて圧倒的な人気に応えそうだ。

なお、小林泰は負傷のため帰郷した。