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現行機は2月末の「福岡県知事杯争奪 福岡都市圏開設33周年記念競走」で新エンジン、新ボートに切り替わった。使用開始から5節目となるが、選手から早くも「パワー差が激しい」というコメントが聞かれるように個体差は大きい。
エース機候補に挙げられるのが28、37、63号機の3機。28号機は浜先真範、川野芽唯、上原健次郎と3節連続で節イチ級の動きを披露。どちらかといえばここまで出足、行き足系に特徴を見せているが、乗り手の調整次第では、伸びに寄せることも可能だろう。手にした藤本紗弥香も「ターン回りが良くて力強い。直線も奥村明日香さんと一緒くらいだったし、やられることはないです」と上々の気配だった。37号機、63号機もポテンシャルは間違いないエンジンだが、今節は格納されている。となるとメーカー機を手にした藤本のアドバンテージは大きそう。ただ、いかんせん差しが多いタイプだけに足の良さを活かし切れるかどうか。
その他で良機候補を手にしたのは、新田芳美(34号機)、加藤綾(29号機)、魚谷香織(70号機)、松本晶恵(17号機)、小野生奈(57号機)、白石有美(71号機)、福岡泉水(24号機)、中尾優香(11号機)、筒井美琴(43号機)あたり。初日、2日目のドリーム戦1号艇で登場する渡邉優美、川野はそれぞれ中堅機だけに、どれだけパワーを引き出せるかが焦点になりそうだ。
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