初日ドリームを含めて渡邉優美が唯一の連勝ゴール/福岡ヴィーナスシリーズ第1戦

ボートレース福岡の「ヴィーナスシリーズ第1戦・マクール杯」は8日、初日を迎えた。Wドリームが組まれており、初日のドリーム第1弾では渡邉優美がトップスタートから押し切った。これで唯一の連勝ゴールとしたが「まだ、いいという感じはない。普通くらいで目立つところはない。合い切っていないのでペラはしっかり叩く」と、まだ満足の様子はなかった。何と言っても旋回力は光るモノがあるので、どこまで連勝を伸ばしてくるのか注目しておきたい。

5、6Rの時間帯はウネリが凄く、5Rを走った土屋南からは「本当に疲れました～」という声も上がった。6Rで2コース差しを決めた山下友貴も「ウネリがあったからこそ差せた。2コースで良かった。ただ、魚谷香織さんとの足合わせでは凄くやられる」と話しており、足自体は決して高い評価はできないようだった。

9Rでは小野生奈がセンターからツケマイ強襲で白星をマーク。「ペラとギアケースをだいぶやって、前検より良くなった。伸びは普通あると思う。後半は舟が向く感じもあった。ここでステイします」と安堵の表情を浮かべた。復帰2節目でも全くブランクはなさそう。2日目ドリーム戦は6号艇での登場となる。

選手間で評判の足になっているのが魚谷。10Rはセンターから強ツケマイを炸裂させて、「めちゃくちゃ出ている。行き足が凄くいい。節イチ級だと思います。こんなに出ているのは久々ですね」と笑顔がはじけた。2日目ドリーム戦は4号艇で、1号艇の川野芽唯にとっては脅威の存在となりそうだ。