中島孝平が逆転で予選首位通過/三国北陸艇王決戦

朝はいちだんと冷え込み冬並みの気温だが天気は快晴。そんな中でボートレース三国のGI「開設69周年記念 北陸艇王決戦」の4日目予選最終戦が行われた。風は追い風が3m/秒～7m/秒とあり波高も3cm～7cmと水面は荒れ気味で、第8Rのスタート展示より安定板の使用となった。そんな中での決まり手は、逃げが6本、差しが1本、まくりが2本、抜きが3本とインが弱めのようだ。万舟券は2本出たが後は固めの配当が目立っていた。

4日目は予選もラストとあって白熱したレースが繰り広げられ、中島孝平がオール3連対で3日目2位から逆転して予選をトップで通過した。今垣光太郎も3日目から一つ順位を上げ2位で通過。3位には磯部誠も3日目7位から順位を上げ準優勝戦の1号艇をゲットした。中島のコメントは、「足はターン回りとかしっかりしていてバランスは取れていると思います。記念でのトップ通過っていうのは凄い事なんで、まずは一つ大きな事をクリアしたって感じですね。準優も頑張ります」と心配はなさそうだ。今垣は、「足はまあまあだと思うけど、道中でタレてきますね。いいのはスリットの足だけ。準優は1号艇だし整備しなくてもいいと思うけど、優勝するにはもうひと足欲しいですね」と意欲的で期待ができる。磯部も「出足寄りでバランスが取れている。Sもしやすい」と好気配をキープしている。

なお、3日目予選トップだった萩原秀人は、第11Rで周回展示中転覆でマイナス5点となり惜しくも予選敗退と残念なことになった。