峰竜太が好モーターゲットで期待が高まる/三国北陸艇王決戦

ボートレース三国のGI「開設69周年記念 北陸艇王決戦」は25日に開幕する。前検は生憎の雨模様で、気温も13度ぐらいと肌寒く感じられる中で行われた。前回大会は毒島誠が完全Vで制したが、今節も圧倒的な主役がシリーズを引っ張っていくのか、注目が集まる。

注目すべきは何と言っても現役最強・峰竜太の登場だ。昨年は4ヶ月の休みがありながらも13優出で6優勝。今年1月下旬の若松周年からGI戦線に復帰し、1戦目で6コースからド派手なまくりで白星発進とファンを魅了した。「北陸艇王決戦」は2大会ぶりだが、ファンの期待に応えられるか。

遠征勢に主役を譲れないのは地元の総大将・今垣光太郎。今年は地元の正月レースで完全Vと最高のスタートを切った。前回大会では優出しているだけに、今節も活躍に期待したい。2日目「東尋坊ドリーム」に登場する中島孝平は、記念戦を含めて昨年は8回の優出。今節は悲願の北陸艇王決戦Vを目指す。地元水面で安定感抜群の萩原秀人も、前大会は途中帰郷と悔しい結果だけにリベンジを狙う筈だ。他では、昨年のSG覇者である遠藤エミ。同じく椎名豊に片岡雅裕、そして宮地元輝と豪華メンバーが揃う。

前検で、好モーターを引いた峰は「良いですよ。ペアは少し叩いたけど、エンジンが良さそうだと思う。行き足から伸びの感触が良かったし、出足も良いですよ。ゾーンが広くて良いエンジンの傾向が出ている。まだペラが雑なところがあるので、微調整はしていきます。でも今節はやることはあまりなさそうです」と好感触で、ますます好走が期待できる。