杉山裕也が予選トップ通過

ボートレース常滑の「ボートピア川崎開設記念競走」は26日が予選最終日。10Rで3コースから、鮮やかにまくり差した杉山裕也が堂々予選トップ通過を決めた。「数字を考えるともうワンパンチ欲しい。まだ合わせ切れてない。初日に比べたらペラ調整して良くなってるけど、足的な部分で足りない。乗り心地は大分良くなってる」と、杉山自身は2連対率45％の15号機としてはまだまだ上積みが欲しいようだ。

オール2連対でまとめた今井美亜が得点率2位。「ペラはここまで結構叩いた。試運転よりレースでいい。出足寄りで伸びも悪くなく、乗り心地がいい。あとは微調整ぐらい。Sは届いている」と納得の様子。快速エンジン20号機は今節もトップ級の動きだ。

3位も女子選手の高田ひかる。「伸びがいいし、ペラでターン回りが良くなりバランスが取れてきた。さらに上積みを狙ってペラの調整をする」と、こちらは流石の調整力で低調機とは思えない動き。ただ、課題も残っており、「ピット離れが怪しいので、明日の天候に合わせて調整をする」と万全の体制で、準優のイン確保を狙う。その調整がしっかり合わせられるか、S展示からチェックしていきたい。