ドリーム戦1号艇は地元の仲口博崇

ボートレース常滑「ボートピア川崎開設記念競走」は25日に開幕する。

前開催から一気に気温が上昇し、春の陽気に包まれた当地水面。そんな気温変化に、快速エンジンを引いた魚谷智之でさえ「今日はみんな言うと思うけど、回転不足だった」と話す始末。そんな状態でも、魚谷は特訓でグッとのぞく気配を見せていた。そんな魚谷と12Rで対峙するのは、1枠の指名を受けた地元の仲口博崇。「ヤバい。Sが届かなくて、早仕掛けで人並みぐらい。エンジンを見て部品を交換して、ペラも叩いた」とかなり劣勢気味だが、整備とペラ調整である程度は仕上げてくるだろう。

予選組では女子レーサーの今井美亜がエース級の20号機をゲット。しかし、こちらも「そんなにいい感じはしなかった。回転が出てない。伸びも一緒くらい。乗り心地とかは悪くなかった。回転出るように叩いたので、行き足が来て欲しい」と感触はイマイチ。今井でさえこんなコメントだから、よほど回転が上がらないのだろう。

そんな中で、景気のいいコメントが出したのは大須賀友。「前検にしてはいい方。前回よりもいい。スリットで余裕あった。ペラが中途半端なので、まだ良くできそう」と。いつも快速仕立ての大須賀だが、今節も大注目の存在になりそうだ。