ドリーム戦は原田篤志がイン逃げで快勝

海響ドリームナイターのボートレース下関「山口シネマ杯」は22日、初日を開幕した。

注目の12Rドリーム戦は原田篤志がイン逃げで快勝。2着に入ったのはF休みから復帰戦の海野康志郎。まくり差しがもう少しで入りそうだった。連勝は不在で、原田、海野、夏山亮平、山本浩次が2連対発進とした。

原田は前検気配は良かったが、初日はトーンダウン。「いつもの下関の形で行ったけど方向性が違う。重たいし伸びることはなかった。ペラを叩き変えてみる」とコメント。海野は「足は良くはないですね。でも、出ていないってこともない。新ペラのままだけどこれで優勝戦とかに乗ったらおもしろくないって感じの足。どうするか考える」と冷静に分析していた。休み明けだがレース勘は問題なさそう。

前節悲願の初Vを果たした高憧四季の師匠でもある夏山は久々のA2復帰へ気合が入るところ。舟足については「行き足、伸びは吉岡さんの方が良さそう。足は普通で乗りやすさはある。そこを大事にしたい」としていた。一方、吉村正明は初日前半インから逃げて通算1497勝とした。1500勝へあと3つだ。「ペラを叩いて多分こっちの方がいい。起こしで鳴くことはなくなった」と気配は前検よりもアップ。2日目は早くも予選(10Rまで)最終日を迎える。

舟足が良さそうなのは中嶋達也で伸びは強め。「いい足してましたね。ペラは叩いた。エンジンがいいのでどんな形でもいいと思う。直線が良くて回り足も悪くない」と話していた。