シリーズリーダーは落合直子/下関ヴィーナスシリーズ第23戦

海響ドリームナイターのボートレース下関「ヴィーナスシリーズ第23戦北九州下関フェニックス杯」は17日、準優3番をメインに5日目を開催する。9Rは今期A1昇格チャンスで近況好調の高憧四季がインから逃走する。10Rはチルト3度で伸び節一の堀之内紀代子がコース不問でまくるか。11Rは予選を首位でクリアした落合直子が本命。

高憧は予選を3位でクリア。今節も好調をキープしている。今節から新エンジン、新ペラ、新ボートだが、高憧はノーハンマーで結果を出すなど明らかに力をつけている。「新ペラのままで足は全部いいです。特にいいのはターン回り。スタート勘もだいたい合っている」と強調していた。

堀之内は予選2位通過。準優1枠だが、おそらく4日目のと同様にチルトを3に跳ねて外に出ると見る。「2日目が終わって整備して、3日目からは3度でちゃんと伸びてます。初日、2日目よりは伸びてますね。準優は勝てる位置からですが、今のところ9割がた3度で外から行く予定です。違ったらゴメンなさい。天候に左右される部分があるので、しっかり調整して臨みたいです。質の良いスタートを行きたいですね」とコメントしていた。

シリーズリーダーの落合はエンジンはそこまで出ていないが、F持ちにもかかわらず予選トップ通過を果たした。舟足については「成績ほど足は良くない。伸びを意識して調整したけど堀之内さんには負ける。ターン回りも怪しくなったので調整をやり直します。出足はましだけど、もう少し伸びと、回ったあとが欲しい。回転が合っていないのかな」と話していた。

準優進出のボーダーは6.43。6.29の中村かなえが惜しくも次点だった。その中村かなえの舟足は全体的にいい。5日目は予選敗退の鬱憤を晴らす。