初日7Rで3艇の集団フライング/下関ヴィーナスシリーズ第23戦

海響ドリームナイターのボートレース下関「ヴィーナスシリーズ第23戦 北九州下関フェニックス杯」は13日、初日が開幕した。

寒気が到来した初日は7Rで3艇の集団フライングが発生。その中には後半のドリーム戦で逃げた平高奈菜も含まれていた。平高は今期2本目の勇み足で賞典除外。「やってしまった。手前で放ったけど展示より見え方が遅かったので…。最後(に体を)起こせば良かった。前回大村の最後がいい感じだったので今節頑張ろと思っていた。F2だしA1級は無理ですね。死ぬわけではないしまた一から勉強だと思って頑張ります」とがっくり肩を落とした。

一方、落合直子、堀之内紀代子、関野文が2連対にまとめて好発進。落合は伸びはいたって平凡だが「乗っている感じはいい」と体感はまずまずいい。堀之内は前半チルト3度で大外まくりを決めた。1号艇だった後半はインを主張。差されての2着だった。「まだ完全な伸び仕様にはなってないですね。いつもなら伸び10で出足ゼロなのに、出足残しになっていた。もうちょっと、調整とかペラをする」としていた。2着を2本並べた関野は「足はいいと思う。伸びで上はいるけど、全体的にバランスが取れていい。特にターン回りがいい」とレース足が良さそう。

メインのドリーム戦で光ったのが中村桃佳。競り勝って3着だった。「舟の返りがすごく良かった。直線は上はいるけど、自分的には結構いい感じはしてる。中北涼選手は直線が良さそう」とコメントした。