堀之内紀代子が大外からまくって優勝

ボートレース唐津の「第7回楽天銀行杯」は8日、12Rで優勝戦が行われた。コンディションは予報通りに向い風で風速は4メートル。進入は3号艇の堀之内紀代子は大外に回り進入は3対3。チルト2度で6秒60の展示1番時計を叩き出していた堀之内はコンマ18のトップスタート。大外からグーンと伸び切りまくり勝ち。バックで2番手を走っていた枝尾賢は1周2Mで岡部大輔を意識したのか外に膨れる格好になり、差し込んできた深川真二が2周1Mで先マイの岡部を差し切り2着を確定付けた。岡部と枝尾の3着競りは枝尾に軍配が上がった。2連単の3-2は1260円(6番人気)、3連単の3-2-4は3480円(11番人気)。

堀之内は初日に6着2本で大きく出遅れてしまったが、予選最終日の2日目を2、1着にまとめて勝負駆けを成功。準優は5コース、優勝戦は大外から、ともにチルト2度でまくりを連発。チルト3度こそ見られなかったが持ち味発揮の「伸び仕様」でシリーズを圧倒した。今年は1月の鳴門GⅢオールレディースに続く優勝で、当地は初めて、通算では11度目のV。6コースからは初めての優勝だった。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R