福岡
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エース機候補は渡邉優美がゲット/福岡オールレディース
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現行機は前節に新エンジンに切り替わったばかり。今節は1度使われたエンジンと初下ろしが混在するシリーズになる。今節は初下ろしが22機、前節1度使われたエンジンが23機という内訳だが、一般的に一度使われたエンジンの方が有利とされる。
その中で動きが目立ったエンジンをいくつか紹介したい。まずは香川素子が手にした48号機。前回使用者の渡辺崇は初日の減点が響いて予選落ちとなったが、気配は日増しに良くなっていた。渡辺が良かったのは直線系。香川も「このまま行けそう。起こしも問題ないし、ペラも好きな形だった」と好感触だった。
続いて川野芽唯が手にした28号機。前回使用者の浜先真範は優勝戦で見せ場たっぷりのレースを展開した。「前回は手前が良かったみたいだけど、どちらかといえば伸びの方が良さそう。グリップ感がもう少しだったので、その辺をうまく解消したいですね」と話した。うまく調整がハマれば川野好みのレース足になっていきそうな雰囲気がある。
もしかするとエース機候補!?と噂されるのが渡邉優美の63号機。そう思わせるくらい前節の藤井公人の気配はずっと良かった。「重さはあるけど、班の中では余裕がある感じもした」と渡邉の気配もまずまず。前節蒲郡最終日にフライングを切ったのは痛いが、伸びシロがありそうなエンジンなので大時計との呼吸を合わせていきたい。
初下ろしエンジンで検定タイムが良かったのは下野京香(41号機)、生田波美音(75号機)、井上未都(57号機)。ただし、前検はいずれも目立つ気配ではなかったので、初日の動きをチェックしたい。