豊田健士郎が出足に好感触/多摩川ウェイキーカップ

初日はペラ調整や整備をしている選手が多く、ピット内は慌しい雰囲気。また、レース後もほとんどの選手が険しい表情で小走りで調整に向かい、まだ「合い切っていない」と話す選手が多かった。

そんな中で豊田健士郎は「出足はめっちゃ満足している」と思わず笑顔がこぼれていた。前検から感触は良かったようだが、「ペラを叩いてもう一丁良くなった」と嬉しそうに話してくれた。中田竜太は「つながりがいい」と手応えあり様子。ただ「回転の上がりが鈍い」部分が気になるそうだが、「原因は分かっている」と大きな心配はなさそう。

中島孝平、山本寛久も雰囲気は出ていた。ここから調整は続けるなかで、さらなる上積み可能性も秘めている。整備と言えば赤岩善生。「整備をして悪くはなっていない。前検よりも全然いい」とさすがのコメント。2日目は初日よりも気温が上がる予報。各選手気象条件に合わせられるかがポイントになりそうだ。