芦屋
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最後まで波乱が多かったシリーズ/芦屋GI全日本王座決定戦
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シリーズ序盤をリードしたのは峰竜太。初日ドリームを逃げると、2日目は1、2着にまとめた。ただ、外枠の2走でポイントを稼げずに予選は6位通過にとどまった。3日目には初日唯一の連勝を決めていた石野貴之が得点率トップに立ったが、こちらも予選ラストの6号艇を克服出来ずに最終順位は4位。揃って予選トップ通過どころか準優1号艇を逃す結果になってしまった。変わって予選を首位通過したのは平本真之。2位の羽野直也と得点率も着順も同じだったが、上がりタイムの差で平本がシリーズリーダーの座を掴んだ。
5日目の準優勝戦は、結果的には1号艇トリオが全て優出。ただ、きっちり逃げたのは11Rの羽野だけで、10Rの新田泰章は1Mでは差されていたが、2Mで先行艇が競った展開をモノにして1着。12Rの平本は2着に粘ったが、寺田祥のまくりに屈した。
昨年69周年の優勝戦1号艇で辛酸をなめてリベンジを期した馬場貴也はまさかの予選落ち。ダブルドリームを制した峰と瓜生正義も準優で姿を消した。これで峰の当地周年出場連続優勝は4回で途切れ、瓜生の当地歴代最多優勝回数更新はお預けとなった。
迎えた優勝戦は羽野と新田が無念のF。コンマ01のタイミングで踏みとどまった寺田が優勝を飾った。
優勝者コメント・寺田祥
「優勝できたことはうれしいです。Sはスリットでは全速だったのでまずいと思ったけど、1Mはしっかり回れた。5日目までは乗り心地の体感がしっくり来ていなかったけど、思い切ってペラを叩き変えて、優勝戦が一番ちゃんと回れましたね。準優でSを決めて勝てたことが大きい。結果が出ることが一番分かりやすいですから。(優勝が昨年2月ぶりで)抽選運とかもあるけど、結果が出せなくてモチベーションを高く保つのが難しかった。昨年から活躍できなかったこともあって、この1000万円を加えてようやく人並み。SGの権利もあまり持っていないので、グランプリ出場に向けてGIでしっかり稼いでいきたい」