平本真之が好相性水面で頂点を目指す/芦屋GI全日本王座決定戦

あれよあれよという間に準優1号艇を手に入れただけでなく、予選トップ通過で平本真之がシリーズリーダーの座に就いた。前検から機力不足を嘆き続ながらも巧腕で着順をまとめ、予選ラストの6号艇も3着にしのいだ。これで最終的な得点率は7.83の2位。イン戦で取りこぼしがあったとは言え、堂々たる成績だ。

ここまでさまざまなアプローチで調整を続けてきて、「これなら納得ってところまで持ってこれました。やっと間に合ったって感じですね。エンジンを考えれば、ってところもあるけど、展示タイムも出たしターンの押し感や乗ってる感じも良くなっていますよ」と、ようやく仕上がりに合格点を出した。 当地は11年前の59周年でGI初優勝を達成したメモリアル水面であり、2年前のオーシャンカップで優出している好相性水面。初日にインで勝ち切れなかったこともあり「今度は逃げます！」と力強く宣言。今節も最後まで相性の良さを発揮し続けることができるか注目したい。