ドリーム戦は高田ひかるが一気まくり

ボートレース常滑の「第4回サンゴくんカップ」が開幕。初日メインの予選ドリーム戦は、高田ひかるが4カドから一気のまくりを披露した。「前半はもう少しSを行くつもりだった。特訓では全部タッチ近辺だったので、同じ起こしでいったのに15で…」と仕掛けの甘さを悔いた。ドリーム戦はしっかり修正し、コンマ10の踏み込み。「前半も展示までは伸びる感じがあった。もう少し求めて調整します」と物足りなさはありものの、伸びを中心になかなかの足色だ。

インの西島義則は2着。前半も同じような展開で初日は2着2本としたが、あの展開で踏ん張れるのだから出足は相当いい。「手前寄りに持ってきて、行き足から感じいいし、エンジンは自分好みに仕上がっている。伸びは普通かもしれないけどね」と納得のコメントが出た。

予選組では山下昂大と山田晃大が連勝ゴール。山下昂は今節も参戦している矢後剛が仕上げた39号機をチルト3度のまま引き継いでいる。「矢後さんのおかげ。後半はS放ったけど、伸びていったし、伸びは節イチです」と笑みがこぼれる。一方の山田は前節の優勝エンジンがパートナー。「前半まくった時は、ダッシュで伸びは悪くなかった。後半はペラの微調整をして、重さがあった。逃げただけで滑っていて、ターンがしづらかった。エンジンはいいと思うので、ペラの調整を合わせたい」と伸び仕様になっているようだ。