芦屋
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西山貴浩が予選通過に向けて鉢巻きを締め直す/芦屋GI全日本王座決定
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初日の全日本王座ドリームを前付けから3着、2日目前半も3着とスタイル通りの着取りが続いていた西山貴浩が、2日目後半の7Rでまくり差し一閃。「しびれながら行きましたよ」と、コンマ04の踏み込みで今節初白星をつかみ取った。
だが、エンジンに関してはトーンが上がらない。相棒の34号機は前節に尾嶋一広が優勝を飾っているが、前節は低調機シリーズだったこともあり「あまり良くないですね。尾嶋が優勝戦1号艇で最終日に中古リングを入れているぐらいですから」と不満をこぼす。仕上がりに不安があるからこその、スリット勝負でもあったわけだ。
3日目は気温が大幅に下がることもあり、「もうちょっと、ちゃんと調整をやり直します」と鉢巻きを締め直す。3日目は残る予選の1、2、5の3枠の内、一番不利な5号艇が巡って来た。気温の変化だけでなく、追い風がかなり強くなる予報。持ち前のしぶといさばきを発揮できるような仕上がりにして、自身にとっても追い風にしてみせる。