太田和美が予選トップ通過を決めた

ボートレース常滑の「第25回日本財団会長杯争奪戦競走」は19日に3日目が行われた。2日目後半から3連勝で予選トップ通過を決めた太田和美。「エンジン自体がいいので、雨や湿気の影響はない。足は変わらず中堅の上位級ある。天候が回復したら、調整をする」。4日目は風は吹くが晴れ予報。調整面にも不安がないし、現時点でVの最有力候補だろう。

2位通過が中島孝平。「足は全体に悪くない。ターン回りに関しては納得している。調整も何となくだけど、しっかり走れているので、これを壊さないようにしたい」とこちらも徐々に仕上がってきた感がある。3位の守田俊介は展示タイムが出ていないのはいつものことか。相手なりには走れている。「湿気の分だけ重いけど許容範囲で、かかりはしっかりしている。足はまずまずで満足している」ならそこまで心配しなくてもいいのかも。

準優で注目したいのは天野友和に馬袋義則。天野は3日目2、2着。それも、後半は先頭を走る吉川昭男を終始追いかける好内容。「1マーク失敗したけど、感じは良かった。吉川さんよりはいい。強烈に出ていくってことはないけど、全体的に悪くない。あとは自分次第」とメーカー機60号機がバランス良く仕上がったか。一方の馬袋は連勝で軌道修正に成功。「今日は気温も湿度も変わったのに、何もせず行って舟足は全体的に悪くなかった。2日目までの調整が間違っていたんですね。これで調整が分かったので、今日を基準に明日の天候に合わせて調整をする」と笑顔も見られた。