加藤綾
加藤綾

平和島

加藤綾が初優勝に向け気合満点/平和島オールレディース

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5日目は再び気温が下がり、選手にとっては調整の難しい1日に。準優10Rで1号艇だった平山智加は前半レースでピストンリングを交換して登場。整備そのものには手応えを得ていた様子だが、準優本番では平山含めスロー枠3人がSで立ち遅れ、カドの淺田千亜希がまくりを放ったがその展開を突いた5号艇の加藤綾がまくり差しを決め、この2者で決着。淺田は「足自体は普通だが行きたい所に行けない」と課題を残していた一方、加藤は「仕上がりは完璧」と相棒の69号機を絶賛していた。加藤にとっては自身初優勝もかかるが、「次のレディースチャンピオンが津なのでここで勝って出たい」と地元開催のGIも視野に入り、気合満点な様子を見せていた。

11、12Rは順当にイン逃げで決着し、11Rで勝利した塩崎桐加は「5日目は色々やりすぎて初動の感じや乗り心地が良くなかった」と振り返ったものの、「いい時の足なら上位級。出足と初動の感じを大事にしたい」と、優勝戦までに改めてゾーンに近づけることを誓っていた。

11Rで2着に入線したのは清水沙樹。前半戦では転覆して部品交換もあったが「変わらずバランスが取れていい状態」と変調はない様子。「地元だし、勝てばレディースチャンピオンの権利もあるし頑張りたい」とこちらも闘志はメラメラだった。

最後の12Rは中谷朋子角ひとみのベテラン勢でワンツー。中谷は「前半は調整失敗。それを踏まえてペラをやった準優が今節で一番良かった」、角の方も「ペラは定まってギアとかもやって操縦性はだいぶ良くなった」とともにベテランらしい対応力を見せていた。

優勝戦の出走表はこちら 平和島12R