平山智加
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平和島

平山智加が準優を前に機力上積み目指す/平和島オールレディース

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今節は平山智加魚谷香織ら、調整に苦しむ主力も多い。4日目も朝から、ペラ小屋や整備室で調整に励む選手が多かった。

3Rで3日目前半に続いて着外に敗れた平山は「どんどん悪くしている。整備士さんに相談する」と調整に答えを見つけ出せずにいた。それでも3号艇だった後半は意地のまくりを決めてみせたが「現状はバランスが取れて水準以上。上位とは言えない。納得いく仕上がりではないので色々調整する」と準優を前に課題は残している。ただ、9Rで出番が終わったため、レース後は整備室でじっくりエンジンと向き合う姿もあった。ようやく本体を見る時間が取れた格好となったが、本来機出しは安定しているタイプだけにこの時間が奏功する可能性もありそうだ。

3日目後半から整備室で過ごす時間が多かった魚谷も、準優出は決めたが「リングを交換していい方向にいっている。でも直線は弱いと思う」とこちらも調整途上だ。予選ラストで今節初の着外に敗れトップ通過を中谷朋子に奪われた塩崎桐加だが、こちらは変わらず機力好調。「出足がいい。スリット付近も少しのぞく感じがあるし、出足や行き足がしっかりしているのでSも自信を持って行けている」と納得の様子を見せていた。「調整は大きなことせずペラだけで」と、微調整で準優に望む構え。

廣中智紗衣は「上はいるけど真ん中より上にはいると思う。バランス取れて中堅上位ぐらい」と、序盤を思えば徐々に足は上向いてきた様子。地元勢として準優は負けられない戦いになるだけに、直前気配までしっかりチェックしたい。